POSITAL
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ウイガンドワイヤセンサによる自己発電カウンタ

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POSITALは、バッテリバックアップを必要としない、装置に搭載可能な自己発電カウンタとして、ウイガンドワイヤセンサを提供します。

POSITALのウイガンドモジュールの稼働原理は非常に単純です。ウイガンドワイヤは特殊なバイカロイ(バナジュウム-鉄-コバルト)ワイヤで作られ、本ワイヤは、外部磁界の変化(例えば、回転軸に取り付けられた永久磁石の近傍)に曝されると、初め、ウイガンドワイヤはその磁石の極性に着磁し、保持しますが、次に、外部磁界の変化である保持力の限界に達すると、この極性が、急激に変化します。

コアの磁界の急激な変化は、バイカロイワイヤの周囲に巻かれた銅線コイルに電流パルスを発生します。この電流パルスは、非常に短いですが、磁石の回転から得られる電流パルスは捉えられ、この電流パルスは、低電流回路を稼働するのに使用されます。ウイガンド効果の重要な特徴は、磁石の着磁の反転で生じる電気パワーの大きさが一定であり、外部磁界の変化と独立していることです。つまり、POSITALのウイガンドモジュールは、非常にゆっくりした回転であったとしても、電流パルスを生じ、信頼性のある回転カウンタとして、マルチエンエンコーダ、ガス・水道メータ等、非常に多くの装置に使用されています。

原材料であるバイカロイワイヤからウイガンドワイヤへの製造プロセスは、1970年台にJohn Wiegandにより発明されました。アメリカのPOSITALのジェネラルマネジャーであるChristian Fell は、“それは、複雑な製造工程で、常温で伸線、捻転の工程を通過し、要求仕様をウイガンドワイヤに持たせるため、熱処理プロセスを行う”と、コメントしています。

POSITALは開発時のワイヤ製造装置を取得し、2013年にWiegand estateから知的財産を取得しました。Fellは、「この取得は、FRABAがウイガンドワイヤの供給責任の点で、意味があったと」述べています。製造装置の取得は、製品の品質改善機会を与えてくれました。それぞれの極性フリップで7V、190njのエネルギーを生み出しています。

ウイガンドセンサは、IXARCマルチターンアブソリュートエンコーダのコア部品です。回転数を記録するカウンタの省メンテナンス方法です。POSITALはまた、他の製造メーカにウイガンドセンサを供給しています。これらは、15mm長のウイガンドワイヤの周囲に銅線コイルを巻き、すべての部品は、SDMを搭載したプラスチック機構から構成されています。ウイガンドワイヤ製造は、安定した信頼性のあるサプライチェーンで、アメリカ、ヨーロッパで製造されています。ウイガンドワイヤセンサは、低コスト、省メンテナンス、バッテリ不要のカウンダとして使用されています。