
TILTIX 傾斜計

傾斜計は、角度センサとも呼ばれ、重力方向に対して、測定物の角度を測定するように設計されています。これらの傾斜計、又はレベルメータは、ピッチ/ロール角度を表示します。適切な電気インターフェースを介してこれらの値を出力します。この傾斜計は、傾斜計自体を対象物に取り付けて角度を測定でき、測定のための補助機構を必要としませんので、測定物に簡単に組み込むことができます。設計者の煩わしさを省くことが出来ます。POSITALは、それぞれの工業分野で、相違する使用用途に対して各種の傾斜計を開発しました。水平からの傾斜角度の正確な測定は、移動装置のコントロール、安全を確保するためにも重要なものです。
- 保護等級:IP69K
- コンパクト設計
- 測定範囲: ± 80° (二重軸) もしくは360° (短軸)
ダイナミック傾斜計
この傾斜計は、3次元MEMS加速度と3次元 MEMSジャイロを採用しています。加速度(例えば、装置の急激な動き)、振動、衝撃の影響をなくすため、搭載されているアルゴリズムは加速度信号とジャイロ信号を組み合わせています。
- 外部加速度の補償
- 移動状態での正確な測定
- 精度:0.3°
- インターフェース:CANopen
傾斜計
この傾斜計は、センサセルとして2次元MEMS加速度を採用しています。このタイプの傾斜計は、静的なシステムやゆっくりした動きでは、高い精度を実現しています。
- 精度:0.1° 、又は 0.5°
- インターフェース:CANopen、アナログ(電流出力、電圧出力)、RS232、SSI、J1939、DeviceNet
取付と取付金具
アプリケーションと機械によっては、2軸の傾斜角度を監視するため、傾斜計を水平に、また1軸を測定するために垂直にセンサを取り付ける必要があるかも知れません。

2軸センサは水平の監視、レベル出しに使用されます。このバージョンは、2軸の各々の出力(X軸、Y軸)です。軸のそれぞれは、重力に対して、角度を示します。
1軸 傾斜計

1軸の出力を持つ1軸タイプの傾斜計は、垂直に取りつける必要があります。
アプリケーション
傾斜計は、機械的な補助構造物を必要とせず、測定物に取り付けるだけで、角度を測定し、監視する有効な手段であると思います。
傾斜計は、傾斜角度を常時監視することにより移動機械、上下移動台車、医療機械の安全な稼働を行うことが出来ます。傾斜計は、取付が簡単で、エンコーダに比較し、安価で、太陽追尾装置のようなアプリケーションにも使用されています。
ダイナミック傾斜計は、急激な稼働、振動、衝撃に対応できるように、信号処理され、正確な信号を出力します。例えば、建設機械、鉱山機械、農業機械、クレーン、その他、急激な稼働、衝撃や振動があるような移動装置でも使用できます
アプリケーション・・・・
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