
POSITAL 冗長型エンコーダ
POSITALの冗長型アブソリュートエンコーダは、安全性と信頼性が求められるモーションコントロールシステム向けに設計されています。これらのデバイスは、1つのコンパクトなハウジング内に2つの独立したセンサシステムを統合し、多様冗長性を実現することで、安全性とエラー検出能力を向上させます。建設機械、移動式設備、クレーン、エレベーター、舞台装置など、安全性が最優先される分野で広く使用されています。

多様冗長性
POSITALの冗長型エンコーダは、磁気式と光学式という2種類の異なるセンサ技術を1台に組み込んでいます。この多様冗長性によって、測定値は互いに独立してクロスチェックされます。2つの測定値に不一致が生じた場合、安全PLCがその異常を検知し、システムを安全状態に移行させます。同一技術による二重化と比べ、この方式は安全性を大幅に向上させます。
機能安全
POSITALの冗長型エンコーダは、ISO 13849に準拠し、パフォーマンスレベルd (PL d)、カテゴリ3までの機能安全要求に対応しています。SIL認証は取得していませんが、安全PLCと組み合わせて使用することで、安全性が求められるシステムに適しています。柔軟でコストパフォーマンスに優れた安全ソリューションを提供します。
頑丈な設計
POSITALの冗長型エンコーダは、過酷な産業環境に耐えうるよう設計されています。
- 直径58mmのコンパクトなハウジング
- IP67等級の防塵・防水性能
- 幅広い動作温度範囲
- 衝撃、振動、結露に対する耐性
磁気センサは汚れや湿気に強く、光学センサは高精度を実現します。また、内蔵の透湿膜により、内部の湿気蓄積を抑え、信頼性を向上させます。

主な特徴
- 磁気式+光学式、2種類のセンサ技術による多様冗長性
- PL d、カテゴリ3までの機能安全対応
- CANopen通信インターフェース
- バッテリーレスのマルチターンカウンタ
- 各種機械仕様(ソリッドシャフト、スルーホールシャフト)

適用分野
POSITALの冗長型エンコーダは以下の用途に適しています。
- 重機・建設機械
- 移動式設備
- クレーン・昇降装置
- エレベーター
- 舞台機構・劇場設備
取付・統合
一体型設計により、2台別々に設置する従来方式と比べ、設置が簡単になります。CANopenインターフェースにより、安全システムにスムーズに組み込むことができます。システムインテグレータは、PLCで安全パラメータを柔軟に設定し、要件に合わせた運用が可能です。
メリット
- 磁気+光学式、多様冗長性による安全性向上
- コンパクトで省スペース設計
- SIL認証型エンコーダの代替となるコストパフォーマンス
- 過酷環境でも高い耐久性
- 柔軟なカスタマイズ対応





